●イベリコ豚は、自然の恵みであるドングリと牧草だけで3カ月を過ごす。 これがモンタネラと呼ばれるスペインならではの豚の放牧システムである。 この期間、豚はグループ単位で樫の木の森を移動しながら、野生生活を送り、1日10〜15kgものどんぐりを摂取し、しつかり体重を増やしていく。この期間に食べ続けたドングリは、豚の脂にナッツのような独特の風味をもたらし、その脂分は人の味覚を包み込み、視覚を刺激し、目で食ペるよう推し進められる。
●ハモン・イベリコ・デ・ベジョタ。それはガストロノミーの世界における、全能の神・ゼウスとも呼べるでしょう。 “イベリコ豚加工品の貴族”の異名を持ち、またその光り輝く脂は“黄金の脂”とも呼ばれてきました。 “最高の素材を使った、最高の一皿”これは料理における鉄則ともいえる言葉ですが、最高のハモン・イベリコ・デ・ベジョタを使えば、すばらしい一皿が生まれることは、言うまでもありません。